ペン1本で楽しくなる Happy Tangling with me !

紙とペンがあれば、誰でも描ける。さあ、リラックスしてはじめましょう!

これはゼンタングル なのか?について

ゼンタングルとドゥードゥリング。そしてインドのメヘンディー。

しばしば違和感を覚えてしまうのは、どう見てもインドのメヘンディーの手法を使って描かれた作品もゼンタングルと呼んでいる人が多くいる事です。

 

ゼンタングルとは、ゼンタングル・メソッドという描画法で描かれた作品を指します。

けれどもこの辺がややこしいのです。

*ゼンタングル・メソッドについては、ゼンタングル基本情報のところを見てください。

happy-tangling.com

けれども、このメソッドに従っていなくても、ゼンタングルの模様を使っていたり、ゼンタングルから刺激を受けて作品を作った場合は、ゼンタングル・インスパイアード・アートとしてゼンタングルと呼んでよし!と、なっている事。

こういう大らかな感じは、ヒンドゥー教みたいだなあと思います。

ヒンドゥー教では、仏教をヒンドゥー教から派生した宗教なので、ヒンドゥー教とみなします。場合によっては、イエスキリストもヒンドゥー教の下に持ってきてもOKというくらい・・・大らかな宗教なんです。

ゼンタングルもそういうところがあって、ゼンタングルの模様を描いていれば、なんだってゼンタングルと呼んでOKになっちゃうんです。これについて、私は違和感を感じています。

自分が描いた作品が、ゼンタングルと呼ばれるのか?ドゥードゥリングと呼ばれるのか?どうでもいいのかもしれませんが、実はいつももやもやしています。

ゼンタングルはあくまでも、リックさんとマリアさんが作った描画手法で描かれた絵の事。そして、そこで使われるタングル(模様)の名前は、ゼンタングルという一つの遊びの中でだけ使われる名前なのです。

例えば、日本の伝統文様の「石松文様」。これを見て、ナイツブリッジと、タングル名で呼んじゃうのは違うと思うのです。

やはり自分の中に、日本の伝統文様に対するリスペクトの気持ちが強くありますから、まずは石松文様でしょ!って、思っちゃうのです。もちろん、ゼンタングルの文脈の中ではナイツブリッジでいいのです。

 

その辺りをうまく説明できればいいのですが・・・。

もう少し整理が必要だなあ。

考えます!